豊洲市場のコロナ感染者が累計114名に【ニュース】

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豊洲市場関係者のコロナ感染は11月20日発表までで累計114名(本日30名)

 東京の台所、いや、日本の台所と言って過言ではない豊洲市場の水産仲卸業者でコロナ感染者が増加している。

 昨日(11月19日)までの発表では累計84人だったが、本日は30人増加して114人となった。

 30人の内訳は、16日、17日の業界団体による自主検査での陽性判明分がそれぞれ16人、6人。会社による自主検査などそのほかの検査による判明分が8名とみられる。

 これで11月だけで101人の感染が確認されたことになる。10月は10人だったが、すでにその10倍の数字だ。

食品を介したコロナ感染の可能性と豊洲市場の機能不全による影響

 農林水産省によると食品を介したコロナ感染の事例はこれまで報告されていないとのことだ(下記リンク参照)。

 しかし、豊洲市場が機能不全に陥ると、我々消費者の食卓に影響が及ぶだけではなく、漁業関係者や流通関係者にも大きな影響が生じることとなる。魚介類の流通がストップするという事態はなんとしても避けなければならない。

 すでに豊洲の業界団体は豊洲市場の従事者を対象にコロナ感染の自主検査を始めており、今月末まで検査を続けるとのことだ。これまでに約4000人の水産仲卸業の従事者のうち、すでに900人が検査を受けた。この規模の人数を一斉に検査するのはなかなか例がないが、十分な実施が求められる。

豊洲市場の役割と「和食」

 市場があるからこそ、新鮮な魚介類を適切な価格で口にすることができるといっても過言ではない。漁獲された魚介類は流通と冷蔵の力で新鮮なまま市場に運ばれ、そこで適切な価格が設定される。我が国の魚介類の品質、新鮮さは海外からみると「オーバースペック」と言われることもあるが、それこそが「和食」の根幹を支える大黒柱だ。大変な状況ではあるが混乱が生じないよう安定した供給体制が維持されるよう期待したい。

(2020年11月20日22:00公開・21日0:50更新)

(参考)東京都発表による豊洲市場での感染者数の推移

11月20日 30名

11月19日 2名

11月18日 2名

11月17日 4名

11月16日 14名

11月13日 3名

11月12日 4名

11月11日 8名

11月10日 9名

11月9日 12名

11月6日 6名

11月5日 4名

11月2日 2名

10月29日 4名

10月26日 1名

10月23日 1名

10月21日 1名

10月20日 1名

10月12日 1名

10月6日 1名

参考リンク

東京都新型コロナウイルス感染症対策本部報 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1010035/index.html

新型コロナウイルス感染者発生時の対応・業務継続に関するガイドライン https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/ncv_guideline.html

NHKニュース「豊洲市場 新型コロナ感染確認114人に」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201120/k10012723811000.html

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